恒例の祭典 - 2019.09.23 Mon
記:山根(チューバ)
くますいの地元・熊野町。
熊野町と言えば
言わずと知れた「筆の都」。
日本の筆の生産量の80%のシェアを誇る
伝統的工芸品「熊野筆」。
毎年秋分の日に行われるのが
「筆まつり」です。
前夜祭は台風の影響で中止となりましたが
今日は台風一過の晴天。
榊山神社や熊野中学校グラウンドで
大作席書や筆供養など
多くのイベントが開催されました。
●大作席書●
毎年日本を代表する書家が揮毫するいわゆる「大書」。
今年は室井玄聳(むろいげんしょう)先生が
梶川純司さんによる篠笛の演奏に合わせて
すばらしい大書が書き上げられました。


「忘言之門」と書かれているそうですが
説明を聞くまで読むことさえできませんでした。
●筆供養●
全国で役目を終えた書家や愛好家が使った筆に。
そして筆の原材料として重要な穂先となる毛。
その動物たちのへの感謝の供養。
筆を神聖な火で焚き上げ
書道の上達を願い行われます。

●競書大会●
小学生や中学生をはじめ
広く一般の人も参加して書を書き上げます。
その数は毎年約400名。
優秀な書には広島県知事賞などの表彰が行われます。

●筆の市●
神社前の町道では
町内の多くの筆メーカーが出店し
書画筆から化粧筆までが並び
筆まつりならではの価格で販売されています。

●ふれあいステージ●
榊山神社のお隣の熊野中学校のグランドでは
さまざまなグループが出演し
音楽やダンスが披露されていました。
また商工会を中心にした屋台村があり
地元B級グルメを始め
多くの味をみなさんが楽しんでいらっしゃいました。

●彼岸船ほか●
約80年前から続く
彼岸船が町内を巡行し
まつりが佳境に差し掛かると
彼岸船は神社境内に入り
まつりを盛大に盛り上げました。


●筆の里工房●
町内にある筆の里工房では
7月に開幕した「やなせたかし展」が今日で最終日を迎え
多くの方がアンパンマンなどのやなせたかしさんの作品を
楽しんでいらっしゃいました。

くますいは来年で創設25周年となります。
これもすべて
いつもあたたかい拍手を送ってくださるみなさま
活動に対してあたたかいご声援
そしていつもご協力してくださる
地域のみなさまのおかげです。
これからも地域を愛し
地域に愛され
地域のみなさまとともに歩んでいく
そういった楽団活動を続けていきたいと思います。
筆まつりのほかにも
おいしいお店などもいっぱいある
そんな魅力あふれる熊野町。
熊野町で一緒に音楽で盛り上がりませんか?
くますいでは一緒に音楽を楽しみ学び
そしてワイワイできる人を求めています♬
くわしくはウェブページでご確認ください。
熊野吹奏楽団公式サイト
PC:http://www.kumasui.com/
スマホ:http://www.kumasui.com/sp/sp.html
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